私は野球が好きだ。今日はコボスタで高校野球春季宮城県大会が開催されており、仙台育英の試合があったので行ってきた。
去年の仙台育英は佐藤世那君、平沢君、郡司君のU18日本代表を中心に全国屈指の戦力で、秋明治神宮大会優勝、夏甲子園準優勝を成し遂げた。さて、今年のチームはどうだろう?私は昨秋に仙台育英を見ていないので、今回が新チームの初観戦だった。秋は東北大会で敗れて選抜甲子園を逃したが、夏は全国上位にいけそうなのか?
言うなれば、ただの野次馬だ。
球場には1回表仙台育英の攻撃中についた。球場の最上部にある日陰部に座りたかったが、春季大会だし空いているだろうと思ってこの時間に行った。
球場到着。なんか人多いんだが。嫌な予感がする…案の条、狙っていた席は一杯で座れなかった。仕方ないので、太陽が低い今は日陰の席に座る。5回くらいには日差しを浴びそうだが、そしたら立ち見をしよう。
試合は育英が既に3点取っていた。なお、2アウトで攻撃中。育英のなじみのある応援歌チキチキバンバンが聞こえてくる。去年の平沢君の応援歌だ。
座って荷物を整理していたら、育英の攻撃が終わった。よし、落ち着いて観察しよう。
仙台育英の先発は背番号11の中島君だった。ストレートと変化球のコンビネーションがいい投手だ。変化球でカウントを取れるのはいい。
捕手は尾崎君。2塁にズドンとした球を放っていた。ただ、コントロールにバラツキがある。まだ2年生だしこれから成長していくだろう。
仙台城南の攻撃が始まった。仙台城南の応援も育英に負けず大きな声が出ている。控え選手だけでなく、父母さんも一緒に応援している。ブラバン等の応援団はいないが、夏の大会と同じ光景だ。
球場に目をやると、あることに気が付く。上位打線にも関わらず育英の外野が前進守備をしている。この守備位置は最後までそのままだった。詳しいことは解らないが、きっとデータから一番点を取られない守備位置に守っているんだろう。
反対に、仙台城南の外野は終始深く守っていた。ゲームが3対0のまま中盤に進んでランナー2塁、1点取られたら厳しい場面でも外野は深いままだった。詳しいことは解らないが、きっと1点より大量失点を防ぐ守りだったのだろう。
ゲームは3対0のまま進んでいく。育英はというと、投手、守備はさすがだなと思う反面、打撃に物足りなさを感じた。夏に向けて打線にもっと迫力・怖さがでてくるといいのにな、と思った。去年の甲子園決勝で1年生ながら当時の高校ナンバーワンサウスポー小笠原君からヒットを打った西巻君も出場していたが、残念ながらいい当たりはなかった。
この試合と、次の東北対利府も観戦した。東北は振りが鋭くて、はまれば夏に面白い存在になるかもしれない。
というわけで最後に、今日見て思った今年の夏宮城県予選の展望。
最有力は仙台育英だが盤石ではない。他校も対策をしっかりすれば十分勝てる。高校生は残り2か月でも信じられないくらい伸びる。今年の県予選は面白くなりそうだ。
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